中学校高等学校
カンボジア・タイ国際研修
本校は、ドイツのマックス・プランク中等教育学校と交流協定を締結しています。また、アメリカ・韓国・台湾の学校とも提携しており、互いの国を行き来するなど、定期的に国際交流の機会があります。今年度は、新たに東南アジア方面への研修として「カンボジア・タイ国際研修」が実現しました。
令和元年12月22日(日)~26日(木)、22名(中高生徒20名、引率教員2名)がカンボジア・タイ国際研修に参加しました。カンボジア(シェムリアップ)、タイ(バンコク)を訪れ、アンコールワット等の多くの世界遺産の見学や、遺産の修復作業に参加し、文化・芸術に触れました。また、「“ものつくり”を通じて途上国の人材育成に取り組むNPO法人SALASUSU(サラスースー)」のプロジェクトに参加し、農村・工房の見学やユネスコ活動の1つである学校に行けない子ども達が学ぶ「寺子屋」の子どもたちと交流しました。
格差の問題、持続可能な消費や生産、気候変動対策など、先進国も途上国もすべての国に適用される普遍的(ユニバーサル)な目標として、SDGs(持続可能な開発目標)が2015年9月の国連サミットで採択されました。日本は、「持続可能で強靱、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者を目指す」というビジョンを掲げています。私たちも一人ひとりの問題としてSDGsに取り組むべきであり、傍観者であってはいけません。
今回の研修を通して、グローバルな視野を広げると共に、国・社会についての自己の生き方について考える機会になりました。
※外務省ホームページ参考