「いじめ」に対する基本方針

いじめは、心やからだの健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるだけではなく、その生徒の教育を受ける権利をも著しく侵害し、さらには生命や身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものです。

いじめはどの生徒に対しても起こりうるものです。本校では「たくましく 直く 明るく さわやかに」という校訓のもと、いじめを見て見ぬふりをすることや、いじめを無責任にはやし立てることも含めて、すべてのいじめ行為を絶対に許すことのない、毅然とした強い力で臨むことのできる生徒を育てていきたいと考えています。その上、いじめが心身に及ぼす影響や、いじめの問題に関する生徒の理解を深めることを旨として、いじめの防止のための指導や講話など、いじめ行為の撲滅のために積極的な対応をも行っていきます。

いじめに対しては、断固とした態度を持つことも必要ですが、どんな些細なことでも親身になって相談に応じることのできる環境作りが求められます。そのためにも、本校では校内に「いじめ防止対策委員会」を置き、いじめの未然防止や早期発見・解決等にあたるとともに、生徒たちが心開いて安心して相談することのできるような体制作りに取り組んでいきます。いじめが疑われる場合には、適切かつ迅速にこれに対処し、再発防止に努めるとともに、なおかつ継続的に生徒を支援し、生徒たちがのびのびと学習や部活動に取り組むことができるように、保護者の方々や関係者との連携を図りながら、学校全体であたたかく生徒を見守るコミュニティ作りを目指して邁進していく所存でおります。