中学校高等学校
ラグビー部OB 田村優選手凱旋報告会
令和元年10月29日(火) ラグビー部OB 田村優選手凱旋報告会 於:四十周年記念館
ラグビーワールドカップ2019日本大会で大活躍した本校ラグビー部OBの田村優選手が本校に凱旋し、報告会および記者会見が行われました。田村選手は、今大会スタンドオフとして全試合スタメン出場。1次リーグを全勝で突破し、日本代表初のベスト8進出を果たし、その快進撃を支えました。
報告会は、生徒による質問に田村選手が答える形式で行われました。「大舞台で力を発揮するために練習で意識していることは」という質問に、「これまでのラグビー人生の中で最大級のプレッシャーに襲われた大会だった。練習でそれ以上のプレッシャーをかけるようにした」さらに、「厳しい練習をどのように乗り越えてきたか」には、「ワールドカップに出られるのは31人だけ。何を犠牲にしてでもピッチに立つべきだと思ったし、4年前のワールドカップでベスト8を逃し、今大会は絶対にという思いが強かった。日本にインパクトを与えたくて全員が歯を食いしばって頑張った」また、「ワールドカップは人生で最高の場所、一秒も無駄にしたくなくて、全力でラグビーを楽しんだ」と大会を振り返りました。その後、木村理事長より活躍した卒業生に贈られる「佐々木賞」が田村選手に贈られました。また、田村選手は準々決勝南アフリカ戦で着用した桜のユニフォームを本校に寄贈、青木校長が受け取りました。また、田村選手は「ここでラグビーを始めて、しっかりと世界で戦うベースが作れた。国学院栃木での高校生活があって今がある。夢や目標はかなうと思ってここまできた。諦めずこれからも一緒に頑張っていきましょう」と後輩たちにエールを送り、全校生徒約1400名と教職員から田村選手に惜しみない拍手が送られました。
報告会終了後も、ラグビー場を訪れ、本校ラグビー部員と共に、台風19号で被災された皆さんへエールを送ってくれました。