高等学校
3年校長講話・大学入試センター試験激励会
インフルエンザ流行のため各教室において放送による3年校長講話を行いました。
青木一男校長は、校長就任時の昨年始業式において「一人ひとりが主役になってほしい」と話してから月日があっという間に過ぎたことに触れ、卒業間近の生徒たち一人ひとりに向け、語りかけました。
37年前、学校長が新任の折、校報の編集作業に携わり、大変な仕事を行ったこと、小さな仕事をこつこつと行うことで周囲の信頼を得ていったこと、編集長が変わってからも自分が中心となって編集作業を行った経験などが、現在の校長としての仕事に生かされ、全力で行ったことは必ず報われると学んだと話されました。この経験から、「頼まれることは試されていること」と考えるようにしていることや、小さい仕事でもどんな雑用でも、自分の仕事は誰かが必ず見ていてくれる、評価してもらえる、そして、チャンスがやってくると力強く生徒を激励しました。
最後に、吉田松陰の言葉、「孟子は『誠意を尽くして動かぬ人はいない』と言っている。友よ、それをしっかり記しておいてくれ」を引用し、誠意、情熱を持って人生を送れば、きっと道は拓けるということを胸に刻んでおいてほしいと締め括りました。
その後、大ホールでは今週末に行われる大学入試センター試験の受験者を対象に激励会が行われ、学校長から激励の言葉、学年主任から試験上の注意などがありました。