2024 上海国際研修（3）

上海国際研修（３）3日目　上海市内散策＆現地学生交流 　令和6年12月25日（水）

研修3日目は、上海の現地学生との交流が実施されました。

上海は人口2400万人の、世界でも有数の大都市です。リニアモーターカーなど、最先端技術の導入によりアクティブに変化し続ける中国経済の発展の起点となる都市です。歴史上も重要都市として、イギリス・フランス・アメリカ・日本による租界が設置され、様々な文化の融合のもと独特の発展を実現してきました。発展に伴い、社会格差問題、環境汚染問題なども発生しますが、それらの課題をものともせずに発展し続ける巨大都市です。

　午前中は現地校のキャンパスを見学しました。学生たちは広大なキャンパス内の学生寮で生活しながら各自の学びを深めています。学内の施設の説明や学校設立の理念などを、学生が中心になって解説していただきました。その後、数グループに分かれ、自己紹介や中国語・日本語の伝言ゲーム、切り紙制作をして親睦を深め、楽しいひと時を過ごす事ができました。また、現地学生と本校生のWeChatグループに登録した生徒は、今後も交流が続いていくことでしょう。

　その後、現地学生代表者と共に上海市内散策を実施しました。まずは全グループが「上海動物園」に入園しました。ここをスタート地点として上海市内研修が始まりました。パンダやキリンなど、様々な動物を観察しながら現地学生との交流を楽しめたことでしょう。各グループは地下鉄等を利用して、夕方の「田子坊」再集合まで現地学生と共に班研修を実施しました。班研修中、日本・中国間の文化や習慣の違いを知ることができたことは大きな収穫です。

　夕方、現地学生と別れた後、上海ナイトクルーズを楽しみました。新旧の上海を、夜景を通して観ることができる貴重なナイトクルーズです。新しい上海の夜景は過去30年間で開発された新都市の勢いを感じさせる夜景です。一方、古い上海の夜景は、租界時代の様々な文化が混在しつつも、落ち着いた雰囲気を楽しめる夜景です。生徒たちは研修最後の夜を大いに楽しみ、魅了された上海の夜景を写真に収めていました。

　夜景観賞後、ホテルに帰り、本日の研修を終了しましました。