國學院大學栃木中学・高等学校

h1

中学校・高等学校トピックス

東儀秀樹 雅楽公演

2014年10月2日(木)    東儀秀樹 雅楽公演    於:四十周年記念館

 10月2日(木)午後2時から「東儀秀樹 雅楽公演」が、本校中学生・高校生並びに父母会・同窓会会員対象に行われました。
  平安貴族の狩衣(かりぎぬ)姿で、雅楽の管楽器である篳篥(ひちりき)を演奏しながら会場に登場した東儀氏。公演の第一部「古典の調べ」では、雅楽管弦のチューニングである『平調音取(ひょうじょうねとり)』から始まり、雅楽曲の定番『越天楽(えてんらく)』、公演前半の最後に二人の舞人が舞う中、古代インド音楽である『陪艫(ばいろ)』が演奏されました。演奏の合間には、東儀氏から雅楽楽器の紹介や、千年以上前に大陸から渡来した雅楽音楽の歴史、そして合奏することによって醸し出す音色が、いわば「宇宙」をつくるという当時の人たちの雅楽演奏に対する理念についての解説がありました。
 第二部「未来へ」では東儀氏の楽しい話を織り交ぜながら、生徒たちにも馴染みのある曲が演奏されました。クラシック曲であり平原綾香で歌でも知られている『ジュピター』から始まり、続いて一青窈『ハナミズキ』、合唱曲でお馴染みの『翼をください』、そして最後にGReeeeNの曲『キセキ』が演奏され、会場に美しい音色が響きました。『キセキ』の演奏では曲に合わせ、会場の生徒たちから手拍子が起こり、東儀氏が舞台を降りて生徒たちの中で演奏するなど、東儀氏と会場が一体となりました。演奏の合間には東儀から自分の係わった映画やドラマでのエピソードや、生徒一人を舞台に招き、東儀家に代々伝わる貴重な管楽器「笙(しょう)」を吹かせ、その音に合わせて東儀氏が篳篥を演奏するというサプライズセッションなどがあり、会場は大いに盛り上がりました。東儀氏は、舞台に上がった生徒の前向きな姿勢と、自分が雅楽の道を志した経緯とを重ね合わせながら、「自分にはできない」という先入観を捨て「一歩前に踏み出す」という何事にも挑戦する精神と姿勢が大切だということを述べ、会場の生徒たちにエールを送りました。
  最後に生徒から花束贈呈があり、東儀氏はそれに応えるかたちでSMAP『夜空ノムコウ』のアンコール演奏があり、会場の盛り上がりは最高潮に達しました。
  雅楽によって千年も前の昔と現代とをつなぐ東儀秀樹氏。その演奏で会場につくり出された雅楽の「宇宙」に生徒たちをはじめ聴衆は魅了されました。

東儀秀樹  雅楽公演
篳篥(ひちりき)を演奏しながら会場に登場。
東儀秀樹  雅楽公演
雅楽曲の定番『越天楽(えてんらく)』。
東儀秀樹  雅楽公演
古代インド音楽『陪艫(ばいろ)』の演奏と共にお面をつけた舞人が舞います。
東儀秀樹  雅楽公演
ステージ上が平安時代にタイムスリップしたかのようです。
東儀秀樹  雅楽公演
雅楽楽器の紹介もありました。
東儀秀樹  雅楽公演
第二部「未来へ」では生徒たちも良く知っているポピュラーソングのカバー曲が演奏されました。
東儀秀樹  雅楽公演
東儀家に代々伝わる貴重な管楽器「笙(しょう)」を吹かせていただきました。
東儀秀樹  雅楽公演
花束贈呈
東儀秀樹  雅楽公演
最後の曲は会場の生徒と交流していただき、和やかな雰囲気でした。